特定非営利活動法人  かごしま GIS・GPS 技術研究所

活動報告


かごしまGIS・GPS普及推進研究会第1回セミナー報告

KGGF第1回セミナー会場


かごしまGIS・GPS普及推進研究会(KGGF)では,地理情報システム学会(GISA)の後援を受け,去る3月23日(火)に第1回セミナーを開催致しました。 会場には70名を超える参加者があり,廊下からの立ち見がでるほどの反響であったことから,鹿児島でのGISやGPSへの関心の高さが伺えました。KGGFセミナーでは,鹿児島県内もしくは南九州においてGIS・GPS普及啓蒙に向けた取り組みを推進して行くには産官学の連携が重要なことから,自治体,企業,大学等にセミナーへの参加を広く呼びかけた。
講演では,鹿屋体育大学体育学部山崎利夫氏の「GIS(地理情報システム)の最新動向と利活用について」と題して,GISの国内外の最新動向とビジネス,自治体,教育,犯罪・事故,保健,災害,スポーツ等の諸分野での活用例が紹介され,冒頭でスペースシャトルの事故処理問題でGISが大いに役立ち,将来多方面で期待されているとのコメントがあった。その後,国土交通省国土計画局製作のビデオで各地のGISサービスの事例紹介が上映された。
第2部では,関係6省庁(国土庁,通商産業省,運輸省,郵政省,建設省,自治省)が平成12年度から3年間共同で「GISモデル地区実証実験」を実施し,全国7府県のモデル地区(岐阜県,静岡県,大阪府,高知県,福岡県,大分県及び沖縄県)で公募参加した2名の研究報告があった。株式会社萩原技研の吉松一成氏が「地籍情報管理システムの研究」で,自治体が必要とする地籍情報管理システムを検討するために,提供データの整合性検証や機能・開発を行っている事例を紹介,また,鹿児島大学農学部の平瑞樹氏の「GISを利用した地盤の液状化危険度予測に関する研究」では,ボーリングデータを利用した沖積地域での液状化の危険度判定と地域防災のためのデータベース化を検討した事例を発表し,参加者は熱心に耳を傾け,終了時間を過ぎてまで質問や意見が交わされた。
実証実験の目的は,GISを全国に普及するために,都道府県程度の広がりを持つ地域においてGISを有効に利活用する先進事例を構築し,その有用性を実証することが効率的であるとの観点から,国,地方公共団体,民間等の密接な連携のもと,データ整備,データ流通,そのための技術開発,各種業務で利用するためのアプリケーション開発等の実験を実施したものである。
セミナー後は,敷地内での懇親会に20名の参加があり,KGGF第1回セミナーは成功裏に終了した。今後,様々な分野からの講師を依頼し,初心者でも気軽に参加できる会の運営を行う予定である。                           
(文責:平)
2004年01月21日
運営会議を開催
2003年12月24日
ホームページ開設
2003年12月09日
『かごしまGIS・GPS普及推進研究会』設立

« 1 ... 15 16 17 (18)